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【川崎F】鬼木采配がズバリ「練習で良い選手が結果を出す」サポーターには「非常に感謝」


川崎F対G大阪 試合前、自身への横断幕を掲げるサポーターに笑顔で手を振る川崎F鬼木監督(撮影・垰建太)

<明治安田J1:川崎F1-1G大阪>◇第34節◇18日◇U等々力

鬼木達監督(50)の今季限りでの退任発表後初の試合で、ガンバ大阪と1-1で引き分けた。前半7分に先制を許したが、後半36分にFW小林悠(37)の得点で追いついた。

終盤の同点弾でドローに持ち込んだ鬼木監督は「最後ああいう形で同点にして、彼らの質であれば逆転までいきたかった。引き分けで納得はしていないですけど、スタートもサブも諦めない姿勢は伝わってきた。次のゲームにつなげないといけない」と振り返った。

自身の采配がさえ渡った。後半23分に小林、MF家長昭博(38)、MF遠野大弥(26)、MF山内日向汰(23)を一挙4枚投入。勢いをつけると、同36分に家長のスルーパスに遠野が抜け出し、クロスを供給。最後は小林がヘッドで仕留めた。

指揮官は「昨日のトレーニングでもスタートではない組が良かったので、もっと早く投入しても良いくらいだった。練習で良い選手が結果を出す」と教え子達を誇った。

17年の監督就任初年度に主将を託した愛弟子ともいえる小林の得点には「本当に悠やってくれるかなと思っていたので本当によかったです」と優しい笑顔をみせた。

退任発表後初の試合。どうしても選手、サポーターの力が入る戦いだった。「試合前から大きな声で声援していただいて名前をコールしていただいて非常に感謝している。個人としてはうれしい思いでピッチを眺めていました」。試合前の選手たちには自分たちのプレーに集中することを伝えた。「自分(鬼木監督)のために頑張るとかはいらない。とにかく1人1人が輝くことがチームの結果につながるからそういう思いでやってほしい」と訴えた。

誰よりも負けず嫌いで勝負にこだわる監督らしく送り出し、意地の勝ち点1をつかんだ。【佐藤成】

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