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【ドラフト吉報待つ】山村学園の好打者・田中大貴はすでに米国で「ワールドシリーズ」経験済み


今秋ドラフト候補の山村学園・田中大貴外野手

プロ野球ドラフト会議が24日に行われる。プロ志望届を提出した選手、ドラフト指名を待つ選手。吉報を待つグラウンドに、日刊スポーツの記者が思いを尋ねに向かった。

   ◇   ◇   ◇    

山村学園(埼玉)の田中大貴外野手(3年)は「夏にそんな目立った活躍ができなかったので…」と恐縮しながら、NPB球団との面談も済ませた。

「スイングがきれいと言っていただけて、素直にうれしかったです」

そのきれいなスイングで高校2年半で20本近い本塁打を重ね、スカウト陣の視察もあったことからプロ志望届の提出を決断した。

スーパー小学生だった。川口リトルリーグ時代には小6の夏に全国大会で優勝している。「中1の先輩も出場できる大会だったので。自分は7番ライトでした」。貢献し優勝メンバーになり、でっかい“おまけ”まで。米ペンシルベニア州で行われるリトルリーグのワールドシリーズに日本代表として出場した。

「人生初の飛行機でした。上空に上がっていく感じが気持ち悪いなっていうのを覚えてます。気圧とかで寝たいのに寝られなくて」

人生初の飛行機がいきなり10時間超コース。ニューアーク空港に着陸し、外に出ると「うわー、広いなーって」。アメリカ生活を重ねていく中で「ペプシコーラが多いなーって」。大会では世界3位に。刺激的な夏休みだった。

高校卒業となって、世界は再び広がるか。インパクト率が高く、広角に打てるところを売りにしてきた。「性格は…優しいって言われますね。優しくて聞き上手、かもしれません」。照れながら話す18歳は、バットを持てば目力を強く一点集中。たとえ育成指名だとしても、戦いの世界へ入る覚悟はできている。【金子真仁】

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