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【阪神】門別啓人3年目の飛躍へ藤川球児新監督から金言「当然近づけるように。吸収していきたい」


楽天対阪神 力投する阪神先発の門別(撮影・前田充)

阪神門別啓人投手(20)が3年目の飛躍へ、金言を授かった。

17日にフェニックスリーグ楽天戦に先発。強い雨が降り注ぐ中、3回を投げきり1安打無失点。視線を送った新監督からも期待を寄せられ、さらなる高みへの道しるべを説かれた。

「1軍でプレーしていたので、抑えたいという気持ちが強くなってくる。でも伸びていかないといけない選手。抑える事を中心にすると、案外近道なようで遠回りになる。もっと大きなところをしっかりやった方が遠回りなようで近い」

この日は2回までパーフェクト投球。雨脚が強まった3回に3四死球に1安打を許したが、最後はスライダーで右飛に打ち取り、無失点。「ファウルも空振りも取れてたので、ああいう真っすぐ増やしていけたら」と手応え十分。ただ、直球の球速は球場表示で140キロ台中盤にとどまった。

今季は岡田前監督から高く評価され、1軍で5試合に登板するも防御率4・50と伸び悩んだ。5月3日巨人戦(東京ドーム)では3回6失点。結果を求めたが、つかめなかった。謎かけのような新監督の言葉。ただ、その言葉の意味が今は理解できる。「打たれたくない気持ちがあるので、そこをなくしてしっかり腕振っていけるようにやっていきたい」と力を込めた。

課題に正面から向き合う。直球の理想は監督の代名詞「火の玉ストレート」。「ああいう真っすぐを投げたいと誰もが思っているので、当然近づけるように。(監督に)聞いて吸収していきたい」。原点回帰で自慢の直球に磨きをかけ、1軍舞台で躍動する。【村松万里子】

▼阪神和田2軍監督(藤川監督が初視察。訓示も)「選手を集めて、さらに気合を入れてもらった。伸びしろのある選手が多く、伸びる時期だから、そこをしっかり肝に銘じてということで、激励も含めて。いろいろなチャンスがあるから頑張ってくれということで、選手たちも目の色を変えて試合に入った。明日以降もそういう気持ちでやってほしい」

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