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【阪神】藤川球児新監督早速ゲキ!前川右京、井上広大に「のんびりせずに」フェニックスリーグ視察


フェニックスリーグの視察に訪れ、和田2軍監督(左)と言葉を交わす阪神藤川新監督(撮影・前田充)

のんびりする時期じゃない! 阪神藤川球児監督(44)が17日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われた、みやざきフェニックス・リーグ楽天-阪神戦を視察。

到着早々、若手を中心としたナインへミーティングで訓示した。「チャンスはあるよ」と全員に期待した一方で、今季1軍でプレーした前川右京外野手(21)、井上広大外野手(23)には猛ゲキ。選手のハートをガッチリとつかみモチベーションを爆上がりさせた。

   ◇   ◇   ◇

宮崎に降り立った藤川監督が選手たちの心をくすぐった。楽天-阪神戦が行われたひなたサンマリンスタジアム宮崎。猛虎の未来を担う若い選手たちへ、指揮官はミーティングで鼓舞した。「年齢関係なくチャンスはある。一緒に頑張ろう。ここからの取り組みとアピール次第で、いくらでも1軍レギュラーに割って入ることができる」。優しく背中を押すと、今度は一転。熱く厳しくゲキを飛ばした。新監督が全員の前で名を挙げたのは、今季1軍でプレーした前川と井上だった。

「1軍に帯同して、ほっとした気持ちはあると思う。ここが一番伸びる時期。ここでのんびりせずにちゃんと取り組んでほしい」

現在、レギュラーに近い位置にいる2人。油断するなと言うように、ピリッとさせる言葉を並べた。

言葉にも愛がこもっていた。自らの経験があるからだ。言葉を受け止めた井上も真剣な表情だ。「シーズンも終わってちょっと休みたいところで、気持ちが入らないところが(ある)と言っていた。僕も上(1軍)で経験した分、気持ちを入れて」。さらなる成長を期す高卒5年目の心に、真っすぐに届いたようだ。

この日は3回降雨コールドとなったが、藤川監督の目には明るい未来が映った。「たくさん期待する選手がいるのが、今のチームの現状。楽しみな選手がゲームに出ているなという印象がまず1番」。名前は次々に出てくる。「高寺から小幡、エンドラン空振りしても、最後ライト(前)打ったり。中川もね、けがから帰ってきてというところで。ここからまだもう1つ上げていけるような、精神的なところは伝えたので」。球児監督流のゲキが、選手たちの心に火をつけた。【磯綾乃】

◆近年の阪神監督によるフェニックスリーグ視察 23年10月14、15日の2試合、岡田監督が宮崎で視察した。CSファイナルステージまでの調整で近本、大山、佐藤輝ら1軍主力選手を派遣するタイミングに合わせて訪れた。自身は指揮を執らずネット裏の室内から観戦。目の前の試合に加えてタブレット端末でCSもチェックし、2試合同時観戦した。矢野監督は2軍監督時代には実際に指揮を執ったが、1軍監督就任後は現地視察はなし。金本監督も甲子園での秋季練習の指導にあたり、宮崎でのフェニックスリーグを訪れることはなかった。

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