米オークションハウス「ゴールディン」は16日（日本時間17日）、ドジャース大谷翔平投手（30）が前人未到の「50本塁打、50盗塁」を達成したときの50号ホームランボールに続き、51号ホームランボールの競売もスタートしたと公式X（旧ツイッター）で発表した。入札は5万ドル（約725万円）から始まり、日本時間17日午前時点で5万5000ドル（約798万円）となっている。
大谷は9月19日の敵地でのマーリンズ戦で3本塁打を含む6打数6安打、10打点と大暴れ。2本目に放ったのが50号、最後の3本目が51号となる。競売に出品したのは51号ボールを現地で確保したルイス・ロペス・デル・カスティーヨさんで、2階席に飛び込んできたボールがほぼ人のいない客席に着地し、バウンドしたところをキャッチしたという。MLBの公式認証は得ていないが、マーリンズが独自に認証した「ホームランクラブメンバー」のカードなど証明できるものが添付されている。
大谷の50号ボールは現在、最高入札額が170万ドル（約2億4700万円）まで高騰しており、入札は23日まで受け付けている。50号の方は争奪戦になり、2人の男性が所有権を主張し提訴中で、裁判が行われている。同オークションハウスは大谷の40号ゴールの競売も行っており、そちらはすでに25万1320ドル（約3640万円）で落札されている。
