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【阪神】藤川新監督、痛烈批判は「僕全然平気です…書かれている時はもう次の事へ向かっている」


阪神藤川新監督(中央)は就任会見後、フォトセッションで杉山オーナー(左)、粟井球団社長(右)と笑顔で手を合わせる(撮影・上山淳一)

阪神藤川球児新監督(44)が15日、第36代指揮官就任会見で熱い抱負と猛虎愛を語った。

現役時代に火の玉ストレートで一時代を築いた藤川監督にちなみ、語録を「火の玉トーク」と題してお届けします。

■決断理由「自然と」

-今の気持ちは

「岡田監督が指揮を執られたこの2年間、非常に強くチームも成熟してきたのは自分も見てきた。僕もチームの中から外から両方で見てきたところもあって、この流れになったのかなと。愚直に真っすぐに仕事をしていく中で、そういうものが見えてきたというところで、お受けしました」

-決断の理由は

「自然なのかなと。タイガースに18歳で入って、アメリカも行ったり、独立リーグに入ったりしている中で、決断に少しずつ自信が持てるようになった。どんな道を選んでも自分なら正解にできるんじゃないか、というのが自信にもつながっています。自分の決断に間違いはないと思います」

-迷いはなかった

「藤川球児という野球選手、名前はタイガースにいただいた名前。いつかお返ししなきゃというのがある。お願いされたら、それはタイガースに名前を返すということを考えて。その時がきたというところです」

-22番は岡田監督が現役時代に託してくれた番号

「正直、岡田監督からもらっていなかった番号であれば全くこだわりはなかったです。(アマ時代も含め)11番、21番、18番とたくさんつけたけど、結果が良かったこと。皆さんの印象に残っていること。番号も空いていたし、すべてが流れのこと。あらがう方がおかしいのではないかと」

-現状のチームは

「前年度日本一、そして今年も2位まで強烈な追い上げ(全ては)監督力です、はっきり言えば。選手たちは素晴らしく脂が乗ってきているとは思います。ただ、岡田監督は駒が変わっても同じような順位に持ってくる力がありました。僕も頑張ります。だけど僕が来たことでチームが下がってしまうようなことがあれば、選手たちも力がないということになる。現状維持で今いるような、周りから見えるような選手は危機感持って臨んでもらいたい」

■強み「安定の野球」

-チームの強みは

「3点ほど取ったらゲームをきっちり終わらせてくれる。安定の野球です。僕もそこは一番ベースになります。面白みがある野球ではなく、気づけばスルッとゲームが終わっている。そういうゲームって後ろからいくリリーバーが出やすいんですよ。ゲームの流れのよどみをつくらないようなゲーム展開にしたい」

-強化すべきポイントは

「非常に難しいんですけど、ベテランと言われる選手。ベテランの選手で、ただ空気が良いだけでは、必要ないので。力もあって周りと意見をくみ交わしながら橋渡しとは言わないですけど。必要なのは力です。力が必要なのは間違いないです。プレーヤー個人の力がなくてベテランっていうのは、僕は必要ないです」

-いつか阪神の監督をするとどこかで思っていた

「何もしないってやめた時に決めてたんですけど。まず娘から『お父さんがずっと家にいるの嫌だ』って言われたので。やっぱり働かなきゃなっていうのがあって。家族が別にそれでよければ(監督をやるなど)何も想像はしなかったとは思いますね」

-家族の反応は

「全然無視ですよ。家に仕事を持ち込まないので」

-コーチ経験がないことの声に関しては

「自分が何をするかしか考えていないので。どういう考えがあるのか関係なくて。そういう思いがあるのなら楽しんだらいいのかなと思いますけど。みんな自由なので」

-金本監督、矢野監督も監督になると痛烈なことも言われた

「いいんじゃないですか。僕全然平気です。それを経験してきているし、それがなくなった経験もあるので」

-批判は大歓迎か

「まあ好きなところです(笑い)。そういうことを書かれている時は、おそらくもう次のことへ向かっているから。そんなところで止まっている必要がないんですよ。僕は自分の人生を進めているし、このチームの代表なので」

■岡田前監督には「いつでも相談」

-引退会見で巨人に対する思いを口にしていたが、選手に伝えていく気持ちは

「東と西という文化の問題なんですよ。阪神と巨人というのは代表であって。もっと俯瞰(ふかん)で物事を見て。その中で(巨人が今年)チャンピオンになっているし、皆さんが喜ぶんじゃないかって。その戦いを楽しみにするんじゃないかという思いでプレーすればいいんじゃないかと」

-岡田監督には何かあったら相談

「いつでも相談したいです。もういつでも。電話した時もお伝えしたし、都度都度、相談したいです」

-ネクタイの色は球団を意識

「44歳にもなると、そのあたりは少しは。でも普段はできるだけ色を合わせないようにしてニュースを読んだりしていたので。ここに来たらそれができるというのは、ちょっとうれしいかなと」

-22日からの秋季練習にはグラウンドへ来る

「もちろん。選手の表情見たりとか、当たり前だと思うんです。僕としては迷わせないってこと。1人でやってうまくいかなかったら言ってもらえるような関係性は、表に出ないところでは築ける自信があります」

-ドラフトは監督によって要望も違う

「球団もずっとドラフトは計画的にやってきていますから。監督が代わるたびに(指名方針の)選手が変わってしまうと、だぶつくんでね、戦力が。今(資料は)何も持ってないですけど、最終責任は僕です」

-呼ばれ方は「監督」

「そうですね。そうじゃないとおかしいですよ」

-矢野監督は「矢野さんでもいい」と

「矢野さんは優しかった。そういう考え方の監督さんであって、たくさんの選手も出てきた。ただ、僕としてはそこから成熟してきている選手だし、他にもコーチがたくさんいたり、2軍監督がいたり。たくさんそういう場所はあるので」

-あらためて目指すもの

「そりゃ、目指すものは勝ちにいきます。僕は使い分けはしません。監督として皆さんと向き合います。選手たちが迷うんで。兄貴分みたいなところはコーチに幾数名かいますからね」

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