<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本1-1オーストラリア>◇15日◇C組◇第4戦◇埼スタ
日本代表の森保一監督(56)が、オーストラリア代表のトニー・ポポビッチ監督(51)の手腕を称えた。
ポポビッチ監督は、アーノルド前監督が成績不振で辞任したことを受け、緊急登板となる中で中国戦での3-1勝利に続き、日本相手にアウェーで1-1と勝ち点1を手にした。
森保監督は「素晴らしいなと思ったのは、準備する期間が短い中で、彼が個々の力を最大限に引き出していたこと。守備を強固に戦っていくという現実的な戦い方を徹底できる彼の指導力の素晴らしさを感じた。選手たちがチームとして機能するために厳しい指導をしていくのが、今日の戦い方に反映されていた。友人としても、1人の監督としてもリスペクトしたい」とコメントした。
森保監督とポポビッチ監督は現役時代、広島でチームメートとして戦った。広島の監督を退任した後、ポポビッチ監督のいるウエスタン・シドニーで指導者研修を行うなど、親友関係は続いている。