ドラフト１位候補の大商大・渡部聖弥が３安打で連盟タイ記録の119安打 阪神は５人体制で視察

大商大対大経大　2回表大商大無死、渡部は右中間に二塁打を放つ（撮影・前岡正明）

＜関西6大学野球秋季リーグ：大商大－大経大＞◇15日◇最終節2回戦◇マイネットスタジアム皇子山

今秋ドラフト1位候補の大商大・渡部聖弥外野手（4年＝広陵）が、リーグタイ記録となる通算119安打目をマークした。

大経大戦に「4番三塁」で出場。2回先頭で右中間への二塁打を放つと、4回2死からは三塁への内野安打を記録。両チーム無得点の6回2死三塁からは左中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、試合の均衡を破った。敗れれば大経大の優勝が決まるゲームで、4番として意地の一打を放った。

この日は同じくドラフト候補の大経大・柴崎聖人外野手（4年＝岐阜第一）も出場しており、プロ野球10球団のスカウトが集結。阪神は畑山統括スカウトを含む最多5人体制で視察に訪れている。