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【ACLE】横浜ハッチンソン監督「トランジションを修正」蔚山戦へ守備の立て直しなるか


蔚山戦の公式会見に参加した横浜MF天野(右)とハッチンソン監督

横浜F・マリノスのジョン・ハッチンソン監督(44)とMF天野純(33)は1日、アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の1次リーグ第2節・蔚山(韓国)戦を翌日に控え、会場の日産スタジアムでの公式会見で意気込みを語った。

前回大会準優勝の横浜だが、9月17日の第1戦で光州(韓国)にアウェーで3-7と惨敗している。それだけにとどまらず、直近のJ1リーグでも広島に2-6と大敗し、FC東京にも1-3と敗れるなど、失点が止まらない。

その課題について、ハッチンソン監督は「失点を減らすことを大前提に取り組んでいます。その中でも修正している点はトランジション(攻守の切り替え)のところ。先日のリーグ戦でも2失点目はトランジションから3つのパスで、3失点目も同様に3つのパスからやられている。攻撃的なサッカーをやっているため裏のスペースを突かれている。スペースを閉じながらどうやっていくか、改善している」と回答。「簡単な試合にはならないが勝利したい」と誓った。

Kリーグ2連覇中の蔚山とは、前回23-24年大会準決勝でも準決勝で顔を合わせており、死闘を繰り広げた。退場者を出しながら10人で延長戦まで粘り抜き、2試合合計3-3からのPK戦を5-4と制している。その蔚山は天野にとっては古巣。22年シーズンに蔚山のレギュラーとして活躍し、リーグ優勝も経験している。

天野は「蔚山には本当にいい思い出がある。その時のメンバーと一緒に戦えるのは幸せ。蔚山の強みはフィジカルも強く、足もとの技術もしっかりしていること。アジアのトップクラブだが、ここで圧倒して勝ちたい」と意欲を口にした。

蔚山は今大会の初戦で川崎フロンターレに0-1と敗れての2戦目。監督は「マリノスは優勝候補だが、我々も自信もあるし、戦う準備はできている」とコメントしている。Kリーグで首位に立つ強豪相手に、横浜にとっては今後を占う大事な一戦となりそうだ。

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