レアル・マドリードは30日、ベルギー人GKクルトワ(32)が左足外転筋を負傷したことを発表した。
クルトワは29日にアウェーで行われたスペインリーグ第8節アトレチコ・マドリード戦に先発出場した。過去に3年間Aマドリードに所属していたが、その言動などにより古巣サポーターに嫌われていることで試合開始前から大ブーイングを受けていた。さらに試合中にさまざまな物が投げ込まれため、後半途中に20分近く中断する事態へと発展した。
こんな状況の中、クルトワはフル出場したものの、試合後にアンチェロッティ監督が「筋肉面に問題がある」と明かしていたように足を痛めていた。そのため試合翌日の30日に検査を受け、左足外転筋負傷と診断された。
クラブは復帰時期を明らかにしていないが、スペイン紙マルカによると、全治2週間程度とのこと。実際にそうなった場合、リール戦とビリャレアル戦の2試合を欠場し、来月の国際Aマッチ期間後の10月19日に開催されるセルタ戦で戦列復帰できる可能性が高い。そのため、その後に行われる重要な同月22日のドルトムント戦および26日のバルセロナ戦に問題なく出場できると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)