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【川崎F】脇坂泰斗「ファーを見せながらニアに蹴られた」今季6点目 右サイドで攻撃活性化


川崎F対新潟 前半、ゴールを決め喜ぶ川崎F脇坂(撮影・宮地輝)

<明治安田J1:川崎F5-1新潟>◇第32節◇27日◇U等々力

川崎フロンターレがホームでアルビレックス新潟に今季最多の5発で大勝し、暫定11位に浮上した。

前半14分にFWエリソン(25)がPKを決めると、同18分にMF脇坂泰斗(29)が追加点を奪った。後半はエリソンが2点目でリードを広げ、最後は24歳の新エース山田新が2得点。終盤に1失点したが、寄せつけなかった。

今季6点目となった脇坂は先制して優位に試合を進めたことや前線からの連動したプレスを怠らなかった点を評価しつつ、終盤の失点を挙げ「成果と課題が残るゲームだった」と総括した。

得点シーンはエリソンとマルシーニョ(29)と見事な連係をみせて中央突破から奪った。「エリソンに当てて、エリソンが使ってたスペースにうまく入れて、そこに良いパスが来たので、あとは(相手GK)小島選手に悟られないようにファーを見せながらニアに蹴られて良かったです」と満足げに振り返った。

普段の中盤ではなく、右サイドでの先発も、「自分はサイドプレーヤーではないので、中での厚みっていうのは出せるように心がけてました」。守備のタスクをこなしながら、攻撃では縦横無尽に動いてチームを活性化させた。高いサッカーIQで勝利に貢献した。【佐藤成】

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