starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【清水】DF高橋祐治「凡事徹底してきた」国立での首位攻防戦で昨年昇格POの悪夢決別へ


5試合ぶりの完封を目指す清水高橋

J2首位の清水エスパルスは28日、東京・国立競技場で勝ち点1差の2位横浜FCと首位攻防戦(午後6時キックオフ)に臨む。

DF高橋祐治(31)はリベンジにかける思いが強い。昨年、同会場で行われた東京VとのJ1昇格プレーオフ(PO)決勝。後半追加タイムにPKを献上して同点とされ、J1昇格を逃した。涙をのんだピッチで完封し、首位を守り、苦い過去とも決別する。

   ◇   ◇   ◇

悔し涙を流した因縁のピッチに戻ってくる。勝てばJ1昇格だった昨年12月2日のPO決勝は1-1のドロー。先制したが、試合時間残り3分で追いつかれた。その同点PKを献上したのが高橋だった。正当なスライディングにも見えたが、微妙な判定に泣いた。試合後は「自分のせいでJ1に上げられなかった」。重い十字架を背負ったあの日から、301日。同じ国立が舞台の“リベンジマッチ”を迎える。

「去年は本当に悔しい思いをした。それは僕だけじゃなくて、みんなもそうだと思う」。涙を流すサポーターや落胆するチームメートの姿は、今でも鮮明に覚えている。忘れたくても忘れられない景色を胸に刻み、再起した。今季はセンターバック陣の中では最多の28試合に出場。ワンプレーの重みにこだわり、「やるべきことを凡事徹底してきた」。

直近2試合は先制点を許す劣勢から逆転勝ち。高橋は「本当はゼロに抑えなければいけない」と気を引き締める。ただ、失点しても追加点を許さない粘り強い守備は構築できている。次戦も「そこは意識したい」と我慢強く戦い、5試合ぶりの完封を目指す。

5月の前回対戦では横浜FCに0-2で敗戦。シュート数は今季最少の6本に終わった。スコア以上の完敗で「全ての面で負けていた」と振り返る。勝てば、目標にしてきたJ2優勝でのJ1復帰に大きく前進する一戦。5万人以上の来場が見込まれており、「国立は僕たちのホーム。次はたくさんのサポーターを喜ばせたい」。悲劇の国立を歓喜に変える瞬間まで、体を張り続ける。【神谷亮磨】

◆清水のJ1自動昇格とJ2優勝の行方 

2位以上の自動昇格が確定するのは、最短で10月6日のアウェー水戸戦となる。条件は4パターンで

(1)清水が2連勝し、3位長崎が2試合で勝ち点4以下

(2)清水が2試合で勝ち点4を積み、3位長崎が2試合で勝ち点2以下

(3)清水が2試合で勝ち点3を積み、3位長崎が2試合で勝ち点1以下

(4)清水が2試合で勝ち点2を積み、3位長崎が2連敗

J2優勝は最短で10月20日のホーム山形戦で決まる。条件は清水が3連勝し、2位横浜FCが3連敗。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.