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【G大阪】果敢な攻撃で8戦ぶり白星へ 宇佐美「相手を上回る人数かけていく」28日に東京V戦


G大阪宇佐美貴史(2024年8月17日撮影)

ガンバ大阪は27日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行い、28日東京ヴェルディ戦(パナスタ)に向けて最終調整した。

G大阪は23日の京都サンガF.C.戦で引き分けて7戦未勝利となったが、京都戦では迫力ある攻撃を展開。ダニエル・ポヤトス監督は5バックで守る東京V相手にも継続した戦いをすることを強調した。「今の流れを続けていきたいと思っている。全ては言えないが、ボールの動かし方が大事になってくる。(相手DFが)5枚といってもピッチは広いので、どこかにスペースはある。後ろを固められると攻撃は難しいが、その中でも崩していけるよう日々積み重ねている」。攻撃への手応えを語り、8戦ぶり白星に自信を見せた。

FW宇佐美貴史(32)も京都戦を「好調の相手に対して、ゲーム的にはしっかり上回ったと思う。自信が付くというか、勢いを付けられる勝ち点1だったんじゃないか」と振り返り、前向きに捉える。東京V戦に向けては「少ない枚数じゃ単調なバリエーションしか生まれない。相手の枚数を上回る人数をかけていく必要がある。リスクを冒していかないとブロックを崩す攻撃もできないので、大胆にやっていくことが必要」とさらなる積極的な試合運びをイメージした。

プロ生活を東京Vでスタートさせた山下諒也(26)は、鋭さを見せた京都戦以上に果敢な突破を仕掛けていく考えだ。最近のG大阪は両ワイドのMFが中央に入ってサイドバックの攻撃参加を増やす形を増やしていたが、京都戦ではMFウェルトン(27)と山下が縦に仕掛けていくことを狙いとして戦った。山下は「あれで新しい発見もできたと思う」と話し、よりスペースが少ないと予想される次戦に向けては「ヴェルディ戦はチャレンジするパスを要求していきたい。強気にいってセカンドボールを拾って、ゲームを支配することを狙いたい」。直近4試合のうち3戦で複数得点を挙げている攻撃力に磨きをかけ、7月6日横浜F・マリノス戦以来となるパナスタ勝利を狙う。【永田淳】

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