サッカー韓国代表の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督(55)の去就が不透明になってきた。韓国スポーツ界を管轄する、文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官(73)が26日、韓国のSBSラジオのインタビューに応じ「洪明甫監督の選任過程で不公正があってはならない。監査して不公正が確認されれば、公正な手順を踏んで選任すべき」と話した。
韓国代表の監督職は、クリンスマン監督更迭後、複数の外国籍監督や洪明甫監督が候補に挙がったが、洪明甫監督と韓国サッカー協会(KFA)の強化委員会が水面下で協議した疑惑がある。そのため、韓国のほとんどのメディアがこの日までに「監督選任は出来レース」と報じている。
また柳仁村長官は、KFA鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長(62)の去就にも触れ「鄭夢奎会長が(12月予定の)4期目の会長選挙に出馬しても、承認を許可しない」と話した。