【東京】遠藤渓太「特別な」古巣との対戦に向けて「自分が何ができるかというのを見せられたら」

取材に応じたFC東京MF遠藤渓太（撮影・佐藤成）

FC東京MF遠藤渓太（26）が26日、東京・小平グラウンドで、次節横浜F・マリノス戦（28日、日産スタジアム）に向けて意気込みを示した。

下部組織時代から海外移籍する21年まで過ごした古巣との対戦を前に「自分はマリノスというクラブに対しての感謝はあるし、どういう対応、反応があろうと、自分自身はそういった気持ちを出してプレーできればいいと思う。本当に勝つということも頭に入れてやりたい」と誓った。

前半戦はメンバー外で対戦できなかった。自分にとって特別なクラブと、これから何度対戦できるかは分からない。出場すればあらゆる瞬間を大切に楽しむ心意気だ。

28日の会場は、プロ1年目から慣れ親しんだ日産スタジアム。見守ってくれたサポーターへの恩返しの思いもある。「自分のプレーを見せるチャンスでもあると思うので、日本に帰って来てから僕のプレーを見るのが初めての人もいるかもしれないし、自分が何ができるかというのを見せられたらいいなと思います」。直近3試合は途中出場が続いている。メンバー入りを祈りつつ、日産で躍動するイメージを膨らませる。【佐藤成】