<明治安田J1:浦和-東京>◇第31節◇21日◇埼玉スタジアム
FC東京MF荒木遼太郎(22)が、浦和レッズ戦で約4カ月ぶりの今季7点目を決めた。
1-0の前半14分に自らの右CKをニアで合わせたDF森重真人(37)のヘッドが相手DFの手に当たり、VARの結果、PKを獲得。普段、PKキッカーはFWディエゴ・オリヴェイラ(34)が務めるが、この日、PKスポットに向かったのは荒木だった。
ゴール裏に詰めかけた浦和サポーターから大ブーイングを浴びながら、冷静に真ん中に決めた。相手サポーターの目の前で派手にガッツポーズを決め、喜びを爆発。パリオリンピック(五輪)などでチームを抜ける時期もあったが、5月15日の名古屋グランパス戦以来の得点をチームメートからも祝福された。ディエゴ・オリヴェイラとも抱き合って喜びを共有した。