レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（23）がバリャドリード戦で2試合ぶりに先発復帰すると、スペイン紙マルカが試合当日の21日に予想した。
アルグアシル監督はアウェーで行われるスペインリーグ第6節バリャドリード戦に向けて24人を招集。トラオレ、ザハリャン、ブライス・メンデス、ハビ・ロペスがけが、オドリオソラが戦術的判断で招集外となった。
マルカ紙は、4日前に行われた浅野拓磨を擁すマジョルカ戦で後半頭から出場し、4季ぶりに日本人対決に臨んだ久保について、2試合ぶりにスタメン入りし、いつも通り4－3－3の右ウイングに入ると予想した。
メンバーは、GKにレミーロ、DFにアランブル、スベルディア、アゲルド、アイエン・ムニョス、MFにスチッチ、スビメンディ、セルヒオ・ゴメス、FWに久保、オスカルソン、ベッカー。
同紙は注目の対決として、久保とバリャドリードFWラウール・モロの名前を挙げた。「2人とも今季開幕から得点は少ないが決めている。モロはバリャドリードがリーグ戦で記録した全2ゴールをマークし、そのうち1ゴールはチーム唯一の勝利に役立った。一方、久保は1ゴールを記録。両者ともホセ・ソリージャ（バリャドリードのホームスタジアム）での攻撃面で非常に重要な存在になるだろう」と期待を寄せた。
Rソシエダードのスペインリーグ成績は、6試合1勝1分け4敗の勝ち点4で16位。ここ4試合勝利なく、2連敗中。今季1部に復帰したバリャドリードは5試合1勝1分け3敗の勝ち点4で17位。Rソシエダード同様、ここ4戦勝利なしの2連敗となっている。（高橋智行通信員）
