2026年ワールドカップ(W杯)北中米大会出場を目指すオーストラリア代表に20日、激震が走った。
オーストラリア協会は、同国出身のグラハム・アーノルド監督(61)の辞任を発表した。後任は未定。
9月から始まったW杯アジア最終予選で、日本と同じC組に入ったオーストラリアは、初戦のバーレーンに0-1で敗れ、インドネシアとの第2戦は0-0で引き分け。
1分け1敗で、6チーム中5位に低迷しているとはいえ、実績のある指揮官の電撃的な辞任となった。
18年から2度目の代表チームを指揮するアーノルド監督は、22年W杯カタール大会ではベスト16に導き、26年大会へも期待が大きかった。
現役時代はFWとしてサンフレッチェ広島に97年から2年間在籍し、14年にはベガルタ仙台の監督に就任したが、途中で退任している。
今回の最終予選は、10月10日にはホームで中国と第3戦を、同15日には埼玉スタジアムで日本との第4戦を控えている。6大会連続7度目のW杯出場を目指すオーストラリアの今後が注目される。