【札幌】スパチョーク背番号19の由来、亡き父誕生日にJ1残留誓う「勝利が最優先」21日町田戦

町田戦に向けて練習する札幌スパチョーク（撮影・保坂果那）

北海道コンサドーレ札幌MFスパチョーク（26）が特別な日にJ1残留を誓った。19日、札幌市内で21日アウェー町田ゼルビア戦（Gスタ）に向けて練習した。9月19日は亡き父プリーシャーさんの誕生日。今季の背番号19は自身のラッキーナンバー9に加えて「お父さんのことを忘れないため」と選んだ数字。「今のチーム状況は全ての試合で勝利するのが最優先。アウェーで相手は首位だけど、残留のために勝たないと」と気持ちを高める。

前節東京ヴェルディ戦（0－2）では5試合ぶりに黒星を喫した。スパチョークはハーフタイムで交代となった。堅い守備の相手に対し、後半高さを生かした攻撃に転じるための戦術的交代だったが、「45分は短かった。もっとプレーできれば何かできたかもしれない」と悔しさを募らせる。「痛いところはない」と状態も良く、90分間勝利のために力を尽くす。

残留圏との勝ち点差は7。残り8試合で巻き返すには、勝ち点を落とせない。そのために「チームに貢献する」と燃えていた。