＜UEFA（欧州）チャンピオンズリーグ：Rマドリード3－1シュツットガルト＞◇17日◇マドリード◇1次リーグ第1節
シュツットガルト（ドイツ）所属の20歳チェイス・アンリが、アウェーのレアル・マドリード戦で欧州CLデビューを果たした。
米国人の父を持ち、横須賀生まれ。福島・尚志高からドイツへ渡り3年目となる日本のホープは、ベンチスタートだったが、後半18分にDFバグノバンに代わり左サイドバックに入った。相手のキーマン、ブラジル代表FWビニシウスとマッチアップする重要なポジションだったが、的確な守備と機を見た攻め上がりで堂々とプレーした。
試合は後半1分、Rマドリードに先制点を奪われた。右サイドのFWロドリゴの抜けだしから最後はエムバペが押し込んだ。
王者と互角に渡り合うシュツットガルトも後半23分にCKからの流れで最後はFWウンダブが頭で押し込み同点とした。
しかし、後半38分にCKからMFモドリッチが入れたボールをDFリュディガーが頭で合わせて勝ち越された。さらにアディショナルタイムの後半50分、ブラジルの若き才能エンドリッキにカウンターから豪快なシュートを決められた。これは18歳58日というRマドリード史上最年少での欧州CLゴールだった。
