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女子サッカー米代表FWモーガンが引退表明「今後は女子スポーツ発展に」第2子妊娠も


アレックス・モーガン=2015年7月5日

サッカー女子米国代表として2度の女子ワールドカップ(W杯)制覇や、2012年ロンドンオリンピック(五輪)での金メダル獲得に貢献したFWアレックス・モーガン(35)が5日、自身のインスタグラムやX(旧ツイッター)で現役引退を表明した。

約4分半の動画の冒頭で「私は引退します」と明かした。

これまでのサッカー人生を振り返り「約30年間、サッカーにささげてきた。得たものは夢に見ていた以上のものでした」と目に涙を浮かべ、時には大きくため息をつきながら続けた。

「先日、娘のチャーリーが私のところに来て『大きくなったらサッカー選手になりたい』と言ってくれた。とても誇りに思った。それは彼女が大きくなったらサッカー選手になることを願っていたからではなく、4歳の子供でも(女子サッカーが)人生を変えることが出来る進路であることを理解していること。次世代に与える影響はかけがいのないものであり、私はそれを実現出来たことを幸せで、誇りに思います」

さらに今後については「サッカーの域を越えて女子スポーツの普及、発展を後押ししたいと思っています」とし、今週末の8日に行われる米女子プロリーグNWSLウエーブの試合が自身のラストマッチになることも明かした。

さらに第2子を妊娠していることも公表した。

米国が金メダルに輝いた今夏のパリ五輪では、直前でメンバーから選外となっていた。

モーガンは大学時代から世代別代表として活躍すると同時に、モデル活動などを行ったこともある。サッカーではスピードや左足から放つ強烈なシュートなどを武器に、代表通算224試合出場123得点。FWアビー・ワンバックらとともに、何度も女子日本代表なでしこジャパンに大きな脅威を与えてきた存在だ。

フォロワーからも「あなたは史上最高選手の1人」「あなたの新しい冒険に乾杯」「伝説をありがとう」「あなたは私のアイドル」「あなたが残したものは忘れない」「プレーするのを見られなくなるのは寂しくなるけれど、あなたの将来の活躍を願っています」などのコメントが寄せられた。

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