オーストラリアAリーグのウエスタンシドニー・ワンダラーズは5日、元スペイン代表で23年にヴィッセル神戸に所属したMFフアン・マタ(36)の加入を発表した。
昨夏神戸に加入したマタは、リーグ戦では1試合10分間のプレーにとどまり、24年1月に契約満了での退団が発表されていた。
神戸退団後は所属先が決まらず、引退の可能性も報道されていたが、約8カ月の期間を経て、新天地が決まった。
X(旧ツイッター)を更新したマタは「今日新しい冒険が始まり、とても楽しみにしている。私はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で優勝した唯一のオーストラリアチームであるチームに加わる。別のリーグでもう一度優勝することを楽しみにしている」と意欲を伝えた。
チームを率いるアレン・ステイチッチ監督(50)はクラブを通じ「フアンの加入は我々のクラブにとってプライスレスだ。彼はピッチ上で我々のチームを助けてくれるが、より重要なことに、彼は若い我々のチームの成長と発展を加速させる重要な人物となる」とコメントし、マタの加入を歓迎した。