サッカー日本代表は5日、埼玉スタジアムで、ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選初戦で中国と戦う。
森保一監督(56)とMF遠藤航主将(31=リバプール)が4日、同所で前日会見を行い、今回からチームに帯同する長谷部誠コーチ(40)について語った。
自ら長谷部コーチの入閣を熱望したという森保監督は「彼の存在感は大きなと感じています」とここまで2日間の活動をみて評価した。さらに「だれもが彼の経験は大きいと感じているなかで、自然体で接してくれて、まずは彼自身がチームの一員になるということをチャレンジしてくれている」とうなずいた。チーム全体に自己紹介をしてもらったといい「自分がやってきたことをチームのために還元することとチームのために全力を尽くしたいと話してくれました」と振り返った。
選手時代にともにプレーしている遠藤は「経験、キャリアのある選手だった方が協会に入ってくれるのは、ウエルカム」と歓迎した。若手の海外での活躍が目立つ一方で、海外で実績を積んだ選手たちの還元も日本サッカー界には重要だ。「(コーチ就任の)決断をしてくれたのは間違いなく日本サッカーにとってポジティブ。経験を聞きながら進めるのはメリットしかない」と喜んでいた。