レアル・マドリードが来季、マンチェスター・シティーのスペイン代表MFロドリ（28）の獲得を狙っているとスペイン紙アスが4日に報じた。
同紙によると、24－25年シーズンが開幕したばかりであるものの、Rマドリードはすでに来季を見据えたチーム強化に動いているとのことだ。現時点で来年6月に契約が満了するバイエルン・ミュンヘンのカナダ代表DFデイビスが、フリーで加入する可能性が高くなっている。しかしそれだけでない。Rマドリードはクロースが引退した穴を埋める必要があり、新たにロドリをターゲットにしているとのことだ。
ロドリのマンチェスター・シティーとの契約は27年までであり、すでに契約延長オファーが届いているが、まだ話をするつもりはないという。もちろん契約延長の可能性を排除しているわけではないものの、ロドリはマドリード出身の選手。生まれ故郷に戻り、Rマドリードが今後数年かけて固めようとしているビッグプロジェクトへの参加を強く望む可能性があるとのことだ。
さらに、契約があと2年しか残っておらず、グアルディオラ監督は今季終了後に退任する可能性が十分あるため、キャリアの新たなターニングポイントが来たとも感じているという。また、ロドリが移籍するかどうかを検討するのは、Rマドリードからオファーが来た場合のみだと同紙は伝えている。
また、ロドリの移籍金に関して、ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」は市場価値を1億3000万ユーロ（約208億円）と見積もっているため、それに近い金額になるのではないかと推測している。（高橋智行通信員）
