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【J3】成績不振の奈良クラブは中田一三新監督が就任、スペイン人フリアン監督は解任


中田一三監督

J3奈良クラブは4日、就任4年目のスペイン人監督、フリアン・マリン・バサロ監督(35)の解任と、中田一三(いちぞう)新監督(51)の就任を同時に発表した。

JFLからJ3に昇格2年目の今季は、ここまで5勝10分け11敗で全20チーム中、18位に低迷。残留争いの真っただ中で、現在は4連敗中。前節8月31日のFC今治戦は、0-6という惨敗を喫していた。

J3の1年目となった昨季は、いきなり5位と大健闘したものの、同年16得点のFW浅川隼人(29)が松本山雅FCへ移籍し、主力のけがなどもあり、今季は開幕から低迷していた。

フリアン監督は、奈良の小さなクラブを丁寧な指導で成長させ、22年のJFLでは優勝とJ3昇格を同時に達成。23年のJ3開幕戦で33歳8カ月20日のJリーグ史上最年少監督にもなっていた。

浜田満社長(48)は、功労者のフリアン監督に感謝した上で「12試合を残し、降格圏内まで3ポイント差の18位という順位、現在のチーム状況、試合内容を鑑み、今後の試合をどのように戦っていくかについて協議を重ねた結果、今監督交代することが最善だと判断いたしました」と説明。

19年に当時J2だった京都サンガで指揮経験のある中田新監督は、三重・伊賀市生まれ。ここまでJ2清水エスパルスでコーチを務めていた。自身が現役だった四日市中央工時代は同学年の中西永輔、小倉隆史と「四中工3羽がらす」と呼ばれ、3年時は全国高校選手権で帝京と両校優勝を果たした。

クラブを通じて、中田新監督は「私たちがこの困難を乗り越え、奈良クラブを確実に残留へと導くことは当然の使命であり、そのために私は全力を尽くします」などとコメントした。

なお、フリアン監督を支えた同じスペイン人のオリオール・フェルナンデス・ペイス・コーチ(27)は双方合意で契約解除。ユース監督だったスペイン人のダリオ・ロドリゲス・マンチャ氏(31)が、トップチームのヘッドコーチに内部昇格する。

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