<明治安田J1:町田2-2浦和>◇第29節◇31日◇国立
FC町田ゼルビア黒田剛監督(54)が試合後の会見で、審判の判定に苦言を呈した。
指摘したのは後半追加タイム6分のシーン。FW藤本一輝(26)が、ペナルティーエリア内でドリブル突破を試みて、相手DF石原広教(25)に後ろから倒された。「改めて映像で見ても明らかにというところがなぜPKをもらえなかったのかも含めて、ちょっと問いたい」と不満を口にした。
同場面について「明らかに抜ききっているし、後ろから引っ張られて倒されているシーンもありましたけど、あれはVAR入っても流されるという、何が正しいのか、何がファウルで、何がファウルでは無いのか含めてきちっと示してほしい。これはクレームでは無く、本当にゲームというのもの、試合を平等な目で見たときに何が正しいか、はっきりと回答できるような形でほしい」と強い口調で訴えた。
さらに「周りで見ていたスタッフ、もちろんレッズの選手達も含めて『あれはPKだね』と言っていたくらいですから、『完全にPKでした』といっていたくらいですから、間違いないんでしょうけど、レフェリーは認めないというところもちょっとふに落ちないシーンもあった」と止まらなかった。【佐藤成】