【浦和】自身のファウルで３点目取り消し二田理央「本当に余計なことをしてしまった。ゲーム壊した」

町田対浦和　引き分けで試合を終える（撮影・河田真司）

＜明治安田J1：町田2－2浦和＞◇第29節◇31日◇国立

浦和レッズFW二田理央（21）は、得点取り消しとなった試合終了間際のファウルを悔やんだ。

2－1の後半追加タイム3分、カウンターからMF松尾佑介（27）がゴールネットを揺らすも、二田が相手MF下田北斗（32）と倒したプレーがファウルとされて、得点が取り消しになった。「本当に余計なことをしてしまって、チームが先制点を決めて流れがいい中で、良い試合をしている中で、自分がああいうことをしてしまって、本当にゲームを壊してしまったなという思いがあります」と反省を口にした。

二田は、ボールを保持者の松尾にコンタクトしていない下田を引っ張り、引きずり倒してしまった。「佑介くんがファーに蹴って、GKこぼれたのを狙おうとして相手の外側に行きたくて、相手の外側に走ろうと思って横にいて手を出してしまった」と釈明。その後の失点で勝ちがなくなったことを考えれば、勝敗に直結する大きなプレーだった。「あれが入っていれば試合時間的にも3対1で勝てていたんじゃないかなと思う。本当に自分のああいうプレーのせいでこうなってしまった」とうなだれた。【佐藤成】