ウルグアイ代表主力５人が国際Ａマッチ出場停止 南米選手権準決勝のコロンビア戦後、観客と乱闘

ヌニェス（ロイター）

南米サッカー連盟は29日、南米選手権準決勝直後に観客との乱闘に加わったウルグアイ代表選手に懲戒を下した。7月11日のコロンビア戦に0－1で負けた後、一部選手が客席に乗り込み、殴り合いなどの暴力行為をした。

コロンビアのファンが選手の家族らを威嚇したことが発端とされる。観客と殴り合ったFWヌニェス（25＝リバプール）は5試合、観客にペットボトルを投げたMFベンタンクール（27＝トットナム）は4試合、DFアラウホ（25＝バルセロナ）、DFヒメネス（29＝アトレチコ・マドリード）、DFマティアス・オリベイラ（26＝ナポリ）がぞれぞれ3試合の国際Aマッチ出場停止となった。

ウルグアイは現在、W杯北中米大会の南米予選で4勝1分け1敗の勝ち点13で2位。しかし主力5人が抜けるため、今後は厳しい道のりになりそうだ。

同代表のビエルサ監督は「家族を守るための行動だった。あなたの母親や子供が攻撃されているなら、あなたはどんな行動を取りますか？」とコメントした。