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【神戸】武藤嘉紀が2アシスト 負傷明けの出場でハードワークも「もっともっと走んなきゃ」


神戸対鳥栖 前半、パスを出す神戸武藤(撮影・白石智彦)

<明治安田J1:神戸2-0鳥栖>◇25日◇第28節◇ノエスタ

ヴィッセル神戸FW武藤嘉紀(32)が2アシストでチームを勝利に導いた。

前半33分にDF広瀬陸斗(28)のパスで右サイドを抜け出すと、切り替えして左足でクロス。ファーサイドに走り込んだFW宮代大聖(24)の左足ゴールを呼び込んだ。「あそこが空いてくるっていうのは(前線の選手で)共有していた。あのクロスはいいところにいけばゴールになる確率が高まる」。元日本代表アタッカーは、狙い通りのアシストに胸を張った。

後半14分には、中央から左に運び、最後はオーバーラップしたDF初瀬亮(27)が浮き球で落としたボールをワンタッチで中央へ。これに途中出場のMF佐々木大樹(24)が飛び込んで頭で合わせ、ネットを揺らした。これに武藤は「タッチしてから蹴ると相手が食い付いてくると思った。ダイレクトで入れたら完璧なところにいっちゃって。自分でもびっくりしたけど、(佐々木)大樹が落ち着いて決めてくれた」と笑顔を見せた。

そもそもこの試合では、出場すること自体が危ぶまれていた。17日の前節ガンバ大阪戦で腰のあたりを痛めて前半18分に途中交代。19日の練習には姿を見せていなかったが、急ピッチでの調整と痛み止めの服用で間に合わせた。

この試合でも武藤はフルメニューを消化できていなかったことを感じさせないスプリントを連発。足をつって後半33分に交代するまで走り続けた。それでも武藤は「もっともっと走んなきゃいけないし、それが自分の武器でもあるので、引き続きチームの勝利に貢献できたらいい」。リーグ連覇に向け、背番号11はここからも止まらず走り続ける覚悟を示した。【永田淳】

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