＜明治安田J1：東京V2－1鹿島＞◇第28節◇25日◇味スタ
鹿島アントラーズは東京ヴェルディに1－2で敗戦。05年8月以来、19年ぶりに東京Vに敗れた。
21日の天皇杯4回戦で、敵地に乗り込んでJ2ヴァンフォーレ甲府と戦ってから中3日。後半から疲労の色が出始め、0－1の後半30分には、飲水タイム明けのフリーキックから失点した。常勝時代の鹿島は、相手の隙を突き数多くの勝利とタイトルを取ってきたが、今回は相手にお株を奪われる形となった。主将のMF柴崎岳（32）は「やられてはいけないところでやられてしまった」と敗戦を振り返った。
リーグ戦は3戦未勝利で、首位の町田ゼルビアとの差は6に開いた。ホームでは無敗だが、敗戦はすべてアウェー。柴崎は「ホームに関しては内容もいい戦いができている。アウェーに関してはいろんな所からアプローチして解決しないといけない」と課題を掲げた。
一時期は2位だったが、順位も4位に下がった。柴崎は「順位は気にしていない」と言い切り「順位を気にするのは良くないと思うので。目の前の相手を倒していくことに集中して。そのメンタルは今、チームで持っていると思う。そこは変えずにぶれずに、目の前の一戦を戦うことが大事」と話した。
