パルマGK鈴木彩艶、ACミラン相手にクリーンシートならずもセーブ４本 今季初勝利に貢献

鈴木彩艶（2024年2月撮影）

＜セリエA：パルマ2－1ACミラン＞◇第2節◇24日◇エンニオ・タルディーニ

パルマのGK鈴木彩艶（22）がホームのACミラン戦にフル出場し、チームは2－1で勝って今季初白星を挙げた。

前半2分にFWデニス・マンの2試合連続ゴールで先制。その後は自チームの倍近くのシュートを打たれたが、21日に22歳になった日本代表GKが安定したプレーでゴールを許さなかった。パルマも防戦一方だったわけではなく、先制後も何度か好機をつくったが追加点は奪えなかった。すると後半21分、右サイドを崩されて失点。最後はゴールを決めたFWプリシッチとアシストしたFWラファエル・レオンに対し、鈴木は1対2の状況だった。

セリエAで初となるクリーンシートはならなかったが、後半4分にプリシッチの強烈なシュートを横っ跳びでセーブするなど、計4本の枠内シュートを防いだ。チームは1－1の後半32分にカウンターから途中出場のFWカンチェリエリが決めて勝ち越し。セリエA復帰1年目のパルマが、昨季2位の名門ACミランに競り勝った。