＜ブンデスリーガ：フライブルク3－1シュツットガルト＞◇第1節◇24日◇オイローパ・パルク・シュタディオン
ドイツ・ブンデスリーガの開幕節で、フライブルクのMF堂安律（26）がホームのシュツットガルト戦に先発出場し、1－1の後半9分に勝ち越し点を決めた。左からのグラウンダーのクロスに滑り込み、DFとGKと競り合いながらゴールにねじ込んだ。後半28分までプレーし、チームは3－1で勝って白星発進した。
前半2分に先制点を許したが、同26分にDFキュブラーの見事な右足ミドルシュートで同点に追い付くと、後半9分に堂安が2季ぶりの開幕戦ゴールで逆転。同16分には再びキュブラーがCKから追加点を挙げた。
10年以上もチームを指揮した59歳のシュトライヒ監督が昨季限りで退任。2シーズン指導を受けた堂安は「強度や最後の質を要求してくれた結果、かなり成長できた」と話していた。39歳のシュスター新監督の下、チームとしての強度はそのままに昨季2位のシュツットガルトに快勝した。
DF伊藤洋輝がバイエルン・ミュンヘンに移籍したシュツットガルトは、年代別日本代表経験のあるDFチェイス・アンリ（20）が1－3の後半21分から途中出場し、1部リーグ戦デビューを果たしたが、黒星スタートとなった。
