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【G大阪】山下諒也“ノータッチファール”判定受け先制点幻に「絶対当たってないと思った…」


G大阪対福岡 福岡と引き分け、あいさつするG大阪イレブン(撮影・藤尾明華)

<明治安田J1:G大阪2-2福岡>◇第28節◇24日◇パナスタ

4戦連続ドローとなったガンバ大阪は、判定にも恵まれない試合となった。

前半11分、DF中谷進之介(28)からのロングボールに、右サイドのMF山下諒也(26)が反応。アビスパ福岡DF池田樹雷人(27)が体を入れたため、山下は「わざと距離を開けて、ギリギリまで待って体を入れ替えて取ろうっていう作戦でいた」と背走しながら隙を狙うことに。そこで池田が足を痛めて倒れた瞬間を狙ってボールを奪うと、ゴールに向かって最後はゴール前に走り込んだMFファン・アラーノ(27)にラストパスを送った。

しかしこの場面で、山下を近くで見ていた副審がフラッグでファールをアピール。主審がそれを受けて試合を止めた。

この場面でスピードを落としていた山下は「距離を取っていたから、絶対当たってないと思ったんですけど…悔しかったですね」無念のコメント。審判団への抗議も実らなかったことに悔しさをにじませた。

それでも山下は、そのプレーで負傷交代した池田に対して気遣う一面も見せた。「たぶん大きなけがをしたと思うので、無事を祈るだけ。何とかいいようになってくれればいいなと思います」。両軍がピッチで懸命に戦っている中での現象だったからこそ、正確なジャッジが求められる場面だった。【永田淳】

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