＜明治安田J1：京都3－0東京＞◇第28節◇24日◇サンガS
FC東京が京都サンガに完封負けし、5戦連続未勝利（2分け3敗）となった。
ここ4試合は無得点。通算10勝8分け10敗の勝ち点38で、前節8位から暫定9位へと後退した。7月13日のアルビレックス新潟戦（国立）を最後に、勝利から見放されている。
オーストラリア人のピーター・クラモフスキー監督（45）は「非常に悔しい」と話しつつ、「京都は、勝ちに値する試合で我々を上回っていた。選手はすべて出し切り、戦ってくれた。大事なことは、振り返り反省し、次に準備すること」とコメント。
前半2分、同36分とCKから連続失点。後半5分にはパスミスで相手の速攻を浴びて失点した。
ボールを保持しながら要所で京都に決められ、逆に相手ゴール前に攻め込みながら最後の精度を欠いた。後半30分にはMF高宇洋（26）のシュートがクロスバーに嫌われる不運もあった。
後半開始から出場したFW安斎颯馬（21）は、相手の足が顔付近に直撃し、担架で負傷交代するアクシデントもあった。
FC東京は今夏、MF松木玖生（21）がサウサンプトンへ完全移籍（その後、トルコ1部ギョズテペへ期限付き移籍）。期限付き移籍で加入したブラジル人FWエヴェルトン・ガウディーノ（27）はこの日、後半途中からデビューした。
