エムバペ、給料未払い分などパリSGに88億円要求 UEFAやフランスリーグ連盟にアピール

キリアン・エムバペ（2022年撮影）

レアル・マドリードFWキリアン・エムバペ（25）が、前所属パリ・サンジェルマンからの給料未払い分5500万ユーロ（約88億円）があると主張し、フランスの各サッカー団体へ連絡した。フランスのメディア「ルモンド」は20日（日本時間）「エムバペが給料未払いを要求している」と報じた。

報道によると、エムバペはフランスサッカー連盟（FFF）を通じて、未払い金をパリSGから請求するため、フランスリーグ連盟（LFP）と欧州サッカー連盟（UEFA）の法律委員会に連絡したという。ルモンドは「懲戒権限を持っている法律委員会は、真相把握した上で、該当クラブの選手補強を禁ずる判定を出すこともある」とした。

また同メディアは「エムバペが要求している5500万ユーロには、2月に受け取るはずの3600万ユーロと、4月～6月の給料、さらに3か月間の倫理的なボーナスが含まれている。エムバペの法的代理人は6月中旬からパリSGと協議している」と伝えた。