ベルギー最多６人の日本選手先発のシントトロイデン、小久保初出場も「課題多い」３失点ドロー

GK小久保玲央ブライアン（2024年7月24日撮影）

＜ベルギー1部リーグ：シントトロイデン3－3デンデル＞◇第4節◇17日◇シントトロイデン

ベルギー1部リーグ最多となる6人の日本選手が先発したシントトロイデンは、ホームでデンデルと3－3で引き分けた。

パリオリンピック（五輪）で活躍したGK小久保玲央ブライアン（23）が加入後初めて出場し、DF小川諒也、谷口彰悟、MF伊藤涼太郎、山本理仁、藤田譲瑠チマとともに先発した。

前半13分に先制点を許したが、22分に伊藤のアシストから同点に追い付くと、30分には山本、伊藤、藤田、小川が絡んで逆転に成功。だが、3－2の試合終了間際にセットプレーから同点に追い付かれ、開幕から4戦勝ちなしとなった。

ベルギー1部デビュー戦で3失点を喫した小久保はクラブ公式YouTubeのインタビューで「最後に追い付かれて、自分の中でもしっかり止めなければいけないというところ。悔しい結果になった」と振り返った。今後の課題については「自分の持っているものは出せなかった。課題は多い。キックの精度だったり、最後にチームを救うプレーが見せられたらいいと思った」と話した。