ベルギー1部シントトロイデンに加入した日本代表DF谷口彰悟(33)が14日、オンラインで加入会見を行った。
Jリーグからカタールを経由し、33歳での欧州挑戦。異例の経歴に「常に、レベルの高いところで、自分が成長して面白いと思える場所でサッカーをしたいと思っていた。今回、チャンスをもらえたのでありがたい。この年でのチャレンジに、ワクワクしているし結果で示したい」と意欲を示した。
チームは今季、開幕から3連敗。直近の試合は谷口もフル出場し6失点と惨敗した。「重く受け止めている。自分自身も6失点はショッキング」と責任を口にした。練習から意思統一を図っていることを明かし「僕自身のコンディションもダメだった。自分もできるだけ速くコンディションをあげて、1対1で止めて奪いきるところを出来るようになればチームの結果もついてくる。自分にプレッシャーをかけながら、結果で示せていければ」と改善を掲げた。
今後の日本人選手の30代での欧州挑戦に風穴をあける意味でも、自身の成功は必須。「力があれば、この年でも欧州を舞台に戦えることを示さないといけない。ステップアップを狙って、ギラギラしていく」と話し、26年のワールドカップ(W杯)北中米大会を目標に掲げた。