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<明治安田J1:広島2-0C大阪>◇第26節◇11日◇Eピース
サンフレッチェ広島が完勝を収め、4連勝で3位に浮上した。
昨年3~4月に達成した5連勝以来の連勝モードに入り、敗れた首位FC町田ゼルビアに勝ち点4差に詰め寄った。
ヒーローは全2得点をマークした新助っ人、ドイツ人のMFトルガイ・アルスラン(33)。
7月にオーストラリア1部メルボルン・シティーから新加入し、この日が2試合目。後半途中から2列目の位置で出場し、左足、右足と技ありゴールを連発した。
「体もどんどんフィットしている。ホームで2点を取れて、うれしい」と喜んだ助っ人は、2万5817人を集めた本拠地の一戦に「これだけの人が応援してくれ、チャンスがもらえたので落ち着いてきめることができた。ここは自分たちの家。これだけの人が来てくれれば、いいサッカーができる」と胸を張った。
16日に34歳の誕生日を迎える助っ人は、この日が33歳最後の試合だった。かつてはハンブルガーSV(ブンデスリーガ)や、ウディネーゼ(セリエA)でも活躍していた。
今夏に3年ぶりに古巣復帰し、この日が再デビュー戦だった元日本代表MF川辺駿(28)や、MF中島洋太朗(18)とFW井上愛簾(17)の高校生2人の活躍も見逃せない。
ドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督(59)は「緊迫した試合で互いにチャンスがあった。ただ、最後はアルスランの質が示した2点だった。その差が出た」と絶賛していた。