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【大学選手権】「何か持っている」男、大商大1年真鍋慧、初打席初安打が決勝点「ワクワクした」


中央学院大対大商大 1回裏大商大2死一、二塁、真鍋は右前に適時打を放つ(撮影・柴田隆二)

<全日本大学野球選手権:大商大1-0中央学院大>◇10日◇1回戦◇東京ドーム

大商大(関西6大学)の真鍋慧外野手(1年=広陵)が、鮮烈な全国デビューを飾った。

「5番DH」で出場。中央学院大(千葉県大学)戦の初回に右前適時打を放ち、初打席初安打初打点をマーク。これが決勝打となり、1-0で競り勝って2回戦進出を決めた。佛教大(京滋大学)は岡野翔海外野手(4年=神戸国際大付)が大会通算900号のメモリアル弾を放ち、5-0で快勝した。

   ◇   ◇   ◇

真鍋は一塁ベース上で誇らしげに右拳を突き上げた。初回だ。2死一、二塁のチャンスで追い込まれてからの5球目。中央学院大・清水の低めチェンジアップを引きつけて強振せずに引っ張り、一、二塁間を破った。右前への先制適時打を放ち、全国デビュー戦の初打席で初安打初打点をマーク。これが決勝打となり、チームを7大会連続の初戦突破に導いた。

「チャンスだったので1点でも返して、先発の鈴木さんを楽にしたかった。いい形で打てて良かったです」

大舞台での勝負強さは健在だった。広陵(広島)の主砲だった高校時代は2年春、3年春夏の甲子園に出場し、8試合で打率4割4分8厘、7打点。この日は「1打席目はすごく緊張した」というが、結果で緊張を吹き飛ばした。「甲子園とは全然違う雰囲気でしたけど、同じぐらい結構ワクワクしました」。殊勲打を放った大型ルーキーに富山陽一監督(59)は「何か持っているものがあるんでしょうね、何となく」とうなずいた。

大学仕様に肉体を進化させた。昨夏の甲子園では92キロだった体重を食事やウエートトレーニングで8キロ増やし、100キロの大台に乗せた。「大学からは木製バットなので、体重がないとやっぱり飛ばない部分もあるので」。高校野球引退後から入学までの間は1食で3、4合のお米を炊いて毎食1キロ食べるなど、肉体改造に努めてきた。将来的には「プラス10キロ欲しいですね」と110キロを目指す。破壊力は増すばかりだ。

11日の2回戦では東京ドームで東京6大学王者の早大と対戦する。強豪相手にも臆することはない。「自分たちは日本一を目指してやっているんで。東京6大学とか関係なく、いち対戦相手として見て、一戦一勝で頑張っていきたい」。進化を続ける「シン真鍋」の打棒から目が離せない。【古財稜明】

◆真鍋慧(まなべ・けいた)2005年(平17)6月17日生まれ、広島市出身。みどり坂小1年時に瀬野ソフトボールクラブでソフトボールを始め、瀬野川東中では広島安芸リトルシニアに所属。広陵では1年夏からベンチ入り。通算62本塁打を記録。広陵時代には中井哲之監督(61)からメジャー歴代1位の762本塁打のバリー・ボンズをほうふつとさせる破壊力から「ボンズ」と名付けられていた。大商大では1年春に指名打者でベストナインを獲得。身長190センチ、体重100キロ。右投げ左打ち。

○…最速147キロの右サイドハンドのエース鈴木豪太投手(3年=東海大静岡翔洋)が、2安打完封と圧巻の投球をみせた。140キロ台中盤の直球を軸に5回2死まで無安打無失点投球を見せ、そこから満塁のピンチを招くも得点を許さず。最後まで相手打線を寄せ付けなかった。「普段からプレッシャーをかけて練習しているので、普段通りの野球ができたかな」。今春リーグ戦で防御率0・00の右腕が全国の舞台でも注文通り「0」を並べた。

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