【日本代表】言った責任…三笘薫ダメ押し弾「もっともっと気持ち出さないと」海外移籍で内面変化

日本対米国 後半、ゴールを決め、喜ぶ三笘(撮影・パオロ ヌッチ)
<国際親善試合日本2-0米国>◇23日◇ドイツ・デュッセルドルフ
発言者としての責任を結果として示した。MF三笘薫(25)が、1-0の後半43分にダメ押しのゴールを決めた。リードした状態で、後半23分に途中出場。左サイドの敵陣中央でボールを受けると、独特のリズムでドリブルを開始。ペナルティーエリア左の「三笘ゾーン」から、ゴール右へ決めてみせた。ネットを揺らすと、ジャンプしながら、拳を突き上げた。たまっていたものを吐き出すように、喜びを爆発させた。
6月のキリン杯決勝・チュニジア戦。0-3と惨敗後、三笘はオンライン会見の場で「狙いの細かさが全然足りていない」「フィールド内での対応力に頼ってしまっている」と課題を指摘した。チーム批判とも捉えられたが、三笘は堂々としていた。「言葉だけで出てしまうので。批判的に見られたり、そういう所もあると思うんですけど。感じたところは言っていかないといけないですし、全然問題ないと思います」。黙ってはいられなかった。
もともとは、寡黙なタイプ。それでも、日本代表の一員として、言葉を発した。「あの試合もそうですし、今後自分たちもW杯で勝ちたい気持ちはどんどん強くなっているので、そういう言葉になったというのはありますね」と、“あえて”強い言葉を吐き出すことで、チームを鼓舞した。
言ったからこそ、結果を求めた。今季移籍したプレミアリーグのブライトンでは出番が少なく、試合勘に不安もあった。それでも、この日は少ない出場時間ながらも、主戦場の左ウイングで、幾度もドリブルを仕掛け、納得させるだけの結果を残した。川崎Fの三笘薫は、海外に拠点を移し、内面も変化した。「自分たちがもっともっとやっていかないと、気持ちを出さないといけないと思っている」。一回り、二回りも大きくなった男が、日の丸を背負う。【栗田尚樹】

Yahoo!で調べてみよう

    Loading...