【日本代表】鎌田大地トップ下起用応える決勝ゴールで米国に勝利 W杯へ「折り鶴」新ユニで躍動

日本対米国 前半、先制ゴールを決め、両手を広げ喜ぶ鎌田(撮影・パオロ ヌッチ)
<国際親善試合:日本2-0米国>◇23日◇ドイツ・デュッセルドルフ
11月20日に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に向けた強化試合で、日本代表(FIFAランク24位)が米国代表(同14位)に2-0で勝利した。攻撃の要となるトップ下で起用されたMF鎌田大地が、森保一監督の期待に応える決勝点を挙げた。後半43分には、途中出場した三笘薫がドリブルで持ち込み得意の右足でダメ押しゴールをあげて逃げ切った。
同じくW杯出場の実力国を相手に本番モードとなった一戦。森保監督は攻撃の幅を広げる意味で、アジア最終予選を戦った4-3-3でなく、トップ下を置く4-2-3-1を選択。欧州チャンピオンズリーグ(CL)を舞台にフランクフルトで攻撃の中心となっている鎌田や、新天地レアル・ソシエダードで輝きを取り戻した久保建英を先発に抜てきした。
メンバーはGK権田修一、DFは左から中山雄太、冨安健洋、吉田麻也、酒井宏樹。ボランチに守田英正と遠藤航、攻撃的MFは左から久保、鎌田、伊東純也が並び、1トップに前田大然。W杯で着用する「折り鶴」をデザインした新ユニホームで初めて臨んだ。
序盤から期待の2列目が躍動した。まず伊東がファーストシュートを放った。前半13分には、久保のパスから鎌田が右足で決定的なシュートを放ったがGKターナーのファインセーブに遭った。
そして待望の瞬間は前半26分。流れるような連携から最後は守田からゴール前左でパスを受けた鎌田が、正確なワンタッチシュートでゴールネットを揺らした。副審はオフサイドの旗を上げたものの、VAR判定によりオンサイドと認定。日本が先制した。
日本の平均年齢は27・2歳。対する米国は24・2歳という若いチーム。ただチェルシー所属のFWプリシッチがベンチ外になるなど、ケガで主力を欠いていた。日本は後半開始から権田に代えてシュミット・ダニエル、酒井に代えて伊藤洋輝、前田に代えて町野修斗を投入。また、後半途中から伊東と久保を下げて堂安律、三笘薫が入った。それぞれが積極的に持ち味を出し、アピール合戦となった。
今回の遠征はW杯のメンバー決定前最後の活動。W杯登録26人入りはもちろん、ポジション争いは激化している。そんな中でも、この日は最も輝いたのは鎌田だった。
鎌田は後半20分にも、久保のパスを受けるとDFを外し、右足で鮮やかなシュート。GKの好セーブでゴールはならなかったが、その存在感は別格だった。
日本は27日にも、同じ会場でW杯出場国のエクアドル代表(同44位)と対戦する。

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