ロシアの処分解除可否、３月に検討＝ドーピング違反の資格停止―世界陸連

　世界陸連が、組織的なドーピング問題でロシア連盟に科した資格停止処分の解除の可否について、３月の理事会で協議することが２７日、分かった。広報担当者が明らかにした。作業部会の報告を受けて判断する。 　ロシアは２０１５年から資格停止となり、国際大会への出場は個人資格を与えられた「中立選手」に限られた。だが、昨年始まったウクライナ侵攻の影響で、ロシアと同盟国ベラルーシの全選手が除外されている。　 　ドーピング違反を巡る処分が解除された場合、ウクライナ侵攻を受けた除外に関しても、検討に移るという。国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は、ロシアとベラルーシの選手の国際大会への復帰を検討すると発表している。（時事）【時事通信社】