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新体操のエース、決意揺るがず=引退の喜田純鈴が心境語る


 新体操個人で日本のエースとして2021年の東京五輪に出場し、昨年12月に現役引退を突如表明した喜田純鈴(22)=エンジェルRG・カガワ日中=がこのほど、オンラインインタビューに応じて心境を語った。「(24年パリ五輪を目指すのは)今の気持ちでは難しいと思った。代表枠獲得の厳しさなどいろんなつらさは分かっている」と競技から身を引いた理由を説明した。  4歳で新体操を始め、見栄えの良いスタイルや高い柔軟性を武器に小学生時代から活躍。全日本選手権の女子個人総合で4度優勝するなどトップ選手として輝いた。夢見ていた東京五輪の舞台では、わずかな差で決勝進出を逃す悔しさを味わったものの、個人総合11位と健闘した。「練習から妥協しなかったし、自分がやってきたことは出せた」と納得している。  次回のパリでさらに成長した姿を期待した関係者は多く、引退を思いとどまるよう慰留された。だが、本人の決意は揺るがなかった。責任感が強いタイプ。レベルが高い欧州勢らとの五輪代表枠争いに踏み出すには、今の情熱では足りないと感じた様子だ。  本場ロシアでも練習し、基礎の大切さを学んだ。足のけがなどの苦難に見舞われても、はい上がれたことは誇りだ。「限られた人しかできない経験をさせてもらったし、私を超える選手が出てきてくれればと思う」。将来、指導者を目指すかは未定だが、新体操に懸けてきた自身の歩みを伝えて後進を助けたいと考えている。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪新体操女子個人総合予選、フープの演技をする喜田純鈴=2021年8月6日、東京・有明体操競技場 〔写真説明〕オンラインインタビューに応じる喜田純鈴=11日
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