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メッシ、窮地救う決勝点=母国の英雄にささげる―W杯サッカー・アルゼンチン


 負ければ1次リーグ敗退が決まる崖っぷちで迎えたメキシコ戦。重圧でミスを連発していたアルゼンチンの窮地を救い、目覚めさせたのはエースのメッシだった。  0―0の後半19分、ペナルティーエリア手前から左足を一閃(いっせん)。狙い澄ましたグラウンダーのシュートをゴール右隅へ流し込んだ。「この日からまた新たなW杯が始まる。ゴールが必要だった」。右のディマリアからパスを中央で受け、相手DFの寄せが遅れた一瞬の隙を逃さなかった。  初戦でサウジアラビアにまさかの黒星。チームは先発メンバー5人を入れ替えた。前半は攻めあぐねたが、主将の2戦連発となる先制ゴールで、連動した攻撃がよみがえった。メッシは後半42分にフェルナンデスの追加点をお膳立てし、W杯史上初となる5大会連続アシストを記録。約8万9000人の前で新たな偉業を達成した。  試合前日の11月25日は、2年前に60歳で死去した母国の英雄マラドーナさんの命日だった。「後継者」と称されたメッシはこの一戦でW杯通算21試合出場、8得点となり、ともにマラドーナさんの記録に到達。得点を決めた後、思いをはせるように天を見上げた。「神の子」とあがめられたレジェンドにささげる勝利にもなった。  逆境を乗り越えてC組2位に浮上し、1次リーグ突破に向けて前進した。今大会を最後と位置付ける35歳のメッシは「チームが落ち着くために勝たなければならなかった。諦めるわけにはいかない」。南米王者が息を吹き返した。 (ルサイル時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕後半、先制ゴールを決めるアルゼンチンのメッシ(左)=26日、ルサイル(EPA時事) 〔写真説明〕後半、先制ゴールを決め、喜ぶアルゼンチンのメッシ(手前)=26日、ルサイル
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