ゴール場面に成果と課題=復帰組は頼もしく―サッカー国際親善試合

 カナダ戦のテーマは二つ。選手の状態を見極めることと、チームコンセプトの最終確認だ。先発に並んだ顔ぶれから前者の意味合いが強い一戦となったが、成果と課題がゴール場面に表れた。  まずは開始早々の先制シーン。浅野のプレスを受けた相手GKがたまらずクリア。すぐに拾うと、柴崎が背後へ抜けた相馬へ縦パスを送る。相手の守備陣形が整わないうちの素早い攻め。W杯初戦で当たるドイツに対し、日本が狙いとする形の得点だった。  ライバルに弱さをさらしたのは、W杯の歴史でも何度も苦しめられた「高さ」。前半20分すぎの右CK。近い位置でクリアし切れずに中央で合わされた。直前までのCKでも迫力に押され、修正は間に合わなかった。試合終了間際にPKから勝ち越しを許したのも、本番への教訓としないといけない。  負傷者を多く抱える現状で、いずれも膝のけがから復帰した板倉、田中、浅野が対人でも激しくぶつかるなど頼もしくプレー。強豪ぞろいの1次リーグで「総力戦」を掲げる本番に向けては、明るい材料となった。  後半途中には代表ではトップ下の鎌田をボランチで試した。「決して11人だけではなく、26人の誰一人が欠けてはいけない。誰もが重要なパーツ」と柴崎。ドイツ戦まであと6日。最後の仕上げに取り掛かる。 (ドバイ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕カナダ戦の前半、先制ゴールを決め、喜ぶ相馬(左)=17日、ドバイ 〔写真説明〕カナダ戦の後半、相手選手と競り合う鎌田(左)=17日、ドバイ

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