土橋監督「チームワーク負けない」＝日本、１１日からウクライナ戦―女子テニス

　女子テニスの国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング杯プレーオフのウクライナ戦（１１、１２日）に臨む日本の土橋登志久監督が９日、会場となる東京・有明コロシアムで記者会見し、「チームワークはどの国にも負けない。厳しい戦いになると思うが楽しみにしている」と抱負を語った。 　ロシアの侵攻を受けるウクライナとの一戦に、「正々堂々と戦うことが敬意を払うことにつながる」。相手国の状況を思いやり、言葉を詰まらせる場面もあった。ウクライナのフィリマ監督は「国はひどい状況にあるが、テニスに集中するよう努力したい」と述べた。 　勝てば来年行われるファイナル予選に進む。日本はダブルスで実績のある柴原瑛菜（橋本総業）、青山修子（近藤乳業）のほか、１７歳の石井さやか（ＨＳＳ）も選ばれている。　（了）【時事通信社】