関根会長ら辞任＝不正隠蔽問題で引責―バドミントン協会

　日本バドミントン協会は２７日、関根義雄会長と銭谷欽治専務理事が１１月３０日付で辞任すると発表した。２人は一連の不祥事の責任を取る意向を表明。２７日の臨時理事会で、それぞれ理事職からも退くことが決まった。 　丹藤勇一事務局長は同職を退任し、１２月１日付で大野淳氏が後任に就く。 　バドミントン協会は、元職員による約６８０万円の私的流用を公表せず、理事らがその損失を穴埋めするなどの問題が発覚。第三者委員会による調査で、不正行為の隠蔽（いんぺい）が認定されていた。 　２１日に開いた記者会見で関根会長は、「再発防止と信頼の回復に努めたい」と述べ、自身を含む幹部の辞任を否定していた。　（了）【時事通信社】