「言葉失っている」＝急逝の工藤選手を哀悼―Ｊリーグ野々村チェアマン

　サッカーＪリーグの野々村芳和チェアマンは２２日、元日本代表ＦＷ工藤壮人選手＝Ｊ３宮崎＝が２１日に亡くなったことを受け「このたびの訃報を受け言葉を失っている。サッカー界全体が驚きと深い悲しみに包まれている」と哀悼の意を示した。 　Ｊ１柏などで活躍した工藤さんは、今月初旬に体調不良を訴えて水頭症と診断され、手術を受けたものの容体が悪化。３２歳の若さで亡くなった。野々村氏は「まだ現役でプレーを続けられたであろうことを思うと本当に残念でならない」と惜しんだ。　 　２２日のルヴァンカップ決勝、Ｃ大阪―広島（東京・国立競技場）で黙とうを実施。（了）【時事通信社】