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布陣変更、序列に変化=自チームで好調保てるか―W杯サッカー・ドイツでの収穫(下)


 ワールドカップ(W杯)メンバー決定前最後のドイツ遠征。森保一監督は9月23日の米国戦から4日後のエクアドル戦で先発全員を入れ替えた。強豪ドイツ、スペインなどと当たる1次リーグを勝ち抜くために2チーム分の戦力が欲しい思惑があった中、多くの選手にチャンスが与えられた。  2連戦では布陣を以前のトップ下を置く4―5―1に戻し、鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)が復権。4―3―3で出番が少なかった久保建英(レアル・ソシエダード)が左サイドで好連係を披露した。一方、モナコ(フランス)移籍後、定位置をつかめていない南野拓実は精彩を欠くなど、満点のテストとはならなかった。  チャンスを生かしたのがGKシュミット・ダニエル(シントトロイデン)。負傷の権田修一(清水)に代わったエクアドル戦でPKを止めるなど好セーブを連発。ポジションが一つのGKは序列が明確だが、1試合で立場が変わることもある。2010年W杯南アフリカ大会では当時27歳の川島永嗣(ストラスブール)が直前の強化試合で抜てきされ、先発の座を奪取。16強入りに貢献した。  ドイツ遠征で評価を高めた選手に共通するのは所属クラブで好調なこと。柴崎岳(レガネス)は4年前のロシア大会を引き合いに「直前にパフォーマンスを出した選手が本大会に絡んでくる」。欧州のシーズンを中断して開催される今大会は、自チームで調子を保てるかもカギとなる。  11月1日に発表される26人は遠征メンバー30人に加え負傷中の板倉滉(ボルシアMG)と浅野拓磨(ボーフム)、コンディション不良が長引く大迫勇也(神戸)から絞り込むだろう。旗手怜央(セルティック)ら出番のなかった選手は厳しくなった。1トップの軸は固まらず、大迫の待望論も出てきそうだ。 (デュッセルドルフ時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕米国戦の前半、競り合う久保(右)=9月23日、ドイツ・デュッセルドルフ
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