V奪還の夢、はかなく散る=最終戦でまさかの結末―プロ野球・ソフトバンク

 前夜は延長サヨナラ負けで足踏み。それでも圧倒的に有利な状況だった最終戦で、ソフトバンクにまさかの結末が待っていた。マジック1で迎えたロッテ戦に痛恨の逆転負け。オリックスが引き分け以下でも優勝が決まったが、そのオリックスは逆転勝ち。2年ぶりのペナント奪還の夢がはかなく消えた。  三森の先頭打者本塁打で先制し、四回には柳田がソロ。順調に優勝へ近づいていたが、六回に暗転した。2番手で登板した泉が二塁打と四球で1死一、二塁とされ、一発のある山口を迎えた。  1ボール1ストライクからの浮いた外角の直球を捉えられた。打球は懸命に追った右翼手柳田の頭上を越えてラグーン席に吸い込まれた。七回にさらに2点を失ってから反撃に出たが、八回に2点差とした後の2死満塁でグラシアルが遊ゴロ。ドラマは起こせなかった。  放心状態の選手たちは悔し涙をこらえ切れず、藤本監督は「一生懸命やった結果」と言葉を絞り出した。思い描いた形ではなくなったが、2位からクライマックスシリーズ(CS)を勝ち抜けば、日本一への道は開ける。柳田は「まだチャンスはあるので、そこに向かって全力で頑張りたい」と懸命に切り替えた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕リーグ優勝を逃し、肩を落とすソフトバンクの選手たち=2日、ゾゾマリン 〔写真説明〕4回、ソロ本塁打を放つソフトバンクの柳田=2日、ゾゾマリン 〔写真説明〕7回、ロッテ・安田の適時二塁打で点差を広げられ、ぼうぜんとするソフトバンクの柳田(中央)ら=2日、ゾゾマリン

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